食事のペースも「笑顔」の表現方法も様々だと学んだ重症心身障害児施設での1ヶ月間

食事のペースも「笑顔」の表現方法も様々だと学んだ重症心身障害児施設での1ヶ月間

今回お話ししてくれたのは・・・
ささともさん

・女性/36歳/熊本県(実習当時は滋賀県)
・実習理由:保育士の資格取得のため
・実習先/期間:重症心身障害
児施設にて1ヶ月間

介助のコツは利用者さんのペースを理解すること

私は、保育士資格を取得するために重症心身障害児施設での実習を経験しました。
本日はその時の経験をお話したいと思います!

私はこの介護実習を経験するまで「重症心身障害児施設」という施設について、あまり詳しくは知りませんでした。

実習に行くと、身体障害と知的障害を両方持つ、重症心身障害児施設の利用者さんがおられました。
施設の中は大きく分けて通園の部入所の部が分かれており、私は入所の部で、生活支援員の職員さんの指導のもと実習を受けることになりました。

実習では利用者さんの生活に関わる様々な介助に携わらせてもらいました。

その中の1つとして朝ごはんの介助に参加させてもらうこともありました。
指導員の職員さんについてもらい、食事の介助の方法を少しずつ教えて頂きながら実践してみるのですが、利用者さんの口がうまくあかないなどなかなかうまくいかず・・・
非常に難しい介助の一つだと感じました。

しかし、実習を進める中でわかったことが。
それは、利用者お一人おひとり、食事をするペースや合う介助の方法が異なるということでした。

口に食事を持っていくタイミングなどをこちらがしっかり理解すれば、利用者さんはちゃんと食事を食べてくださりました。
そのタイミングがつかめてからは、最初に感じた程「食事介助が難しい」と思うことはありませんでした。

要は食事介助に限らず、利用者さんのペースに合わせる介助方法を模索することが全ての実習において必要だということがわかってきました。

また、入浴介助時にも気付いたことがありました。
利用者さんの体を洗っていると、利用者さんは麻痺で動かなくなった腕もこちらの動きに合わせ少し動かし洗いやすくしてくれるなど、介助に協力してくれます。
介助をする側だけでなく、利用者さんもこちらのタイミングをみて協力動作をとってくれているのを感じました

とても気持ちよさそうにしている利用者さんを見て、入浴介助は大変ですが本当にお役に立てて良かったと感じることが度々ありました。

 

 

なるほど!介助をする側も受ける側も相手のペースに配慮することが大切なんですね

 

瞬きで「笑顔」を表現する利用者さん

実習を通じて、重度の障害を抱えているからといって利用者さんは何も表現できないわけではなく、日々の生活でのちょっとした表情やしぐさで自分の「想い」を伝えてくれることがわかりました。
表情で笑顔が表現できない利用者さんは瞬きの回数で笑っていることを表現するなど、利用者さんお一人おひとりの表現方法があることも教わりました。

これから実習を経験される皆さんは様々な戸惑いの中、実習に取り組まれることと思います。
利用者お一人おひとりのお気持ちに寄り添いながらの介護実践ができることを願っています。

以下の記事で寄り添いについて詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

介護の仕事でよく言われる「寄り添う」とは?

 

 

食事のペースや入浴の動作、嬉しい時の表現方法・・・利用者さん一人ひとりを理解することが重要なんだということを、実際の体験を通して感じることが出来ました。
ささともさん、素敵な体験談をありがとうございました!

 

【介護実習の体験談】の記事をもっと読みたい方はこちら!

 

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※掲載情報につきましては、 2020年05月29日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。