「ターミナルケア」に触れた特別養護老人ホームでの1ヶ月間

「ターミナルケア」に触れた特別養護老人ホームでの1ヶ月間
体験談イラスト
 
 
 
今回お話ししてくれたのは・・・
わちゃ子さんイメージ
わちゃ子さん
・女性/25歳/京都
・福祉系4年制大学所属(当時)
・実習先/期間:特別養護老人ホームで1ヶ月間

不安と緊張のなか迎えた実習期間

大学3回生の時、特別養護老人ホームで実習させていただきました。
実習とは言え初めての現場、全く知らない環境・・・一人で踏み込むことにとても緊張していたのを今でも覚えています。
「迷惑をかけてしまったらどうしよう」「私のせいで何かトラブルが起きたらどうしよう」といった不安もあるなかで、実習期間を迎えました。

実習初日、迎え入れてくださった職員の方々はとても優しく、

「学生は初めての実習で緊張するのは当たり前。施設職員は毎年のように実習生を受け入れてるから、不安な気持ちを抱えていることも十分理解してるつもり。少しずつ環境に慣れて、たくさん勉強していってね。」

と仰ってくださりました。

 

 

ベテランだからこその温かい言葉とお気遣い・・・さすがです・・・!

 

初めて触れるターミナルケア

徐々に環境にも慣れたころ、私の希望もありターミナルケアに入っているご入所者様の担当につかせていただけることになりました。

ターミナルケアについて知りたい人は以下の記事をご覧ください。

介護職なら知っておきたい!「看取り」について詳しく解説します

担当させていただいた当初、そのご入所様は寝たきりの状況でしたが、スムーズではないものの会話ができる容態でした。
しかし、日を追うごとに会話もままならなくなり、水分補給も困難な状況になられ、日々の水分補給は口腔ケアスポンジに飲料水を染み込ませ、口腔内に潤いを与える程度となっていきました。
そのような日が2日程続き、そのご入所様はお亡くなりになりました。

私自身の希望により、ターミナルケアに関わらせていただいたとはいえ、実際にご入所者様の死を目の当たりにした私は、人生の最期について深く関わる「介護という仕事」を本当に全うできるのか自信を無くしてしまいました。

しかし、施設職員の方々が「自分に不足はなかったのか」「もっとできることがあったのではないか」と考え、死と向き合っている姿をみて、ご入所者様に想いを強くもつことができる介護の仕事は、やはり素敵だと感じました。
この時のことは今でも忘れることができません。

 

 

施設の方々の温かさ、人の人生の最後に携わるからこその葛藤・・・改めて、介護の仕事の奥深さと魅力を感じました。
わちゃ子さん、素敵な体験談をありがとうございました!

 

 

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※掲載情報につきましては、 2020年04月07日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。