飲食店から特養へ転職し体調の悪化

飲食店から特養へ転職し体調の悪化

介護転職の失敗談
今回お話しいただいたのは…

  • ペンネーム:Isis0211
  • 性別:男性
  • 年齢:40代
  • 地域:千葉県
  • 転職前の職業:飲食業
  • 転職先施設:特別養護老人ホーム

飲食業からの転職

以前は飲食業の仕事を行っていました。お金を払うということは、食事も含めて満足するサービスを提供しなければなりません。毎日のようにクレーム対応している内に、そんな仕事自体に疲れてしまいました。サービス業はたくさんありますが、ならば心から「ありがとう」と言われる仕事がしたい。そう思って介護職への転職を考えるようになりました。

転職しても譲れないもの

介護職の低賃金は、他の職種と比べれば一目瞭然です。市町村で発行している市政だよりの求人欄を欠かさず、注意するようにしました。条件として最優先したのは、給与と福利厚生です。社会福祉に貢献の立場といっても、ボランティアではありません。

応募の際に気を付けたのは、自分が譲れない条件をはっきりと明記したことです。問い正されればボロは出ますし、我慢や妥協からのスタートは長続きしないと思ったからです。

面接

面接の場では前職のことや、どうしてこの職種を希望したのか、将来はどのような未来像を描いているのか、体操や車の運転はできるのかどうかなどです。面接に立ち会ったのは法人内の理事長、各施設長、本部の人事担当者、事務員でした。

面接で大切なことは第一印象と思い、質問にははっきりと相手の目を見て答えること。あくまで明るい態度と笑顔を、忘れないことを意識しました。

体調の悪化

24時間体制で不規則な勤務形態をきっかけに、日に日に体調を崩すようになってしまいました。

介護は生活全般を支える仕事で、誰かが常時関わる必要があります。現場は慢性的な人手不足であり、夜勤業務が続くことや、勤務ローテーションが崩れることが常でした。休みの日も睡眠と疲れを取ることで終わってしまい、疲弊している自分に気付きました。身体が基本とはいえ、誰もができる仕事ではないと身を持って知った失敗でした。不規則勤務に見合う賃金なのかどうか、その判断も人それぞれかもしれません。

失敗から学んだこと

失敗から学んだものは、心と身体のバランスです。賃金の良い仕事をしていても、向いていなかったりやりがいを感じなければ心が折れます。賃金が安くても自分の身体や体調に合った仕事であれば、心は潤います。生活することを考えると、賃金も無視はできませんが、それも含めてバランスだと思いました。

「ありがとう」という言葉はやりがいになりますが、賃金もワークライフバランスも無視はできません。その大切さがわかるお話でしたね。Isis0211さん、貴重な体験談をありがとうございました。

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※掲載情報につきましては、 2020年10月30日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。