
- 女性
- 30代
- 東海出身
- 転職前/製造業
- 転職後/老人保険施設
異業種から介護職に転職したきっかけ
前職では、製造業でライン作業をしておりました。身体を動かす仕事は好きでしたが、毎日毎日同じ作業の繰り返し…。この仕事に面白味が感じられず、「転職したい…」と思うようになりました。
介護職への転職を考えたのは、高齢者の方と接するのが向いているのではないかと思ったためです。小さい頃からおばあちゃん子だったため、人見知りの私でも「お年寄りの方なら気負わずに話せるかも」と思ったのが決め手でした。
異業種から介護職への転職活動をスタート
介護の知識がない私は求人選びも大変でした。求人を見ても「老人保健施設」「特別養護老人ホーム」「デイサービス」など施設の違いが分かりません。
そのためハローワークの方の協力のもと、応募する施設を決めました。施設の種類の説明なども丁寧に説明してくれたので、とても助かりました。
私が転職先の施設で重視した点は以下の2つです。 ・しっかりとした研修があるか ・知識を多く得られるか 以上を踏まえて、施設の規模が大きい「老人保健施設」に応募しました。
またハローワークで、履歴書や職務経歴書の添削やアドバイスを頂いたのも心強かったです。「未経験だが介護福祉士の資格取得を目指し、スキルを身に付けたい」など、具体的にやる気をアピールするよう意識して、履歴書と職務経歴書を作成しました。
介護福祉士の資格取得方法について気になった人は、以下の記事をご覧ください。
異業種から介護転職の面接で大切なのはやる気のアピール
面接で頭が真っ白にならないように、準備にはかなり力を入れました。伝えることを紙にまとめて、ハローワークの方に面接の練習をして頂いたので、準備万全です。
面接官は、現場リーダーの40代の女性で、緊迫した雰囲気の面接ではなくホッとしました。面接の練習はかなりしてきましたが、私の担当だった面接官からの質問は意外にも多くありませんでした。
「シフト制や夜勤があるけど大丈夫か」「資格取得のため、仕事と勉強を両立する必要があるが大丈夫か」など、やる気や体力を確認するような内容です。そのため、「どんどん仕事を覚えて、スキルアップしたい」「仕事と勉強を両立させて、資格取得を目指したい」など頑張りたい気持ちを猛アピール。
未経験からの転職では、とにかくやる気が大切だと思ったので、前向きな気持ちを伝えるよう心がけました。
介護職へ勤務1日目から仕事の面白さに感動
出勤1日目は、朝礼時に自己紹介からスタート。配属されたフロアのリーダーに1日の流れを教えて頂いたり、利用者様の名前を覚えるためにたくさんの方とお話しをしたり。
利用者様とお話しをするのが楽しくて、あっという間に1日目は終わりました。
利用者様とお話しをしただけですが、「こんなに面白い仕事があるんだ!」と感動したのを覚えています。
介護職はやりがいの宝庫
前職では、同じ作業を繰り返すライン作業がただただ苦痛でしたが、介護職に勤めてから直接人に感謝されることにやりがいを感じています。
日々の業務に追われて、投げ出したくなるときもあります。しかし、利用者様から「いつもありがとう」とお言葉を頂くと、私自身が元気をもらっていたり、他では感じられない喜びがたくさんあります。
さらに、看護師や理学療法士、ケアマネージャーなど他業種と連携して利用者様のケアを行うので、分からないことは専門のスタッフに質問できて、豊富な知識が得られました。
ただし、職場によって労働環境が様々なので、転職をする前に情報収集が必要です。私は運良くいい職場に恵まれましたが、中にはサービス残業が当たり前の施設や、人間関係が良くない所があります。
介護職は他の施設の噂が入ることもあるので、もしも知り合いに介護職の方がいれば聞いてみてもいいかもしれません。もしくは転職エージェントを利用している方は、施設の評判や離職率を聞いてみるのも1つの方法です。
「小さなお子さんがいて働けない」という人でも、時間や曜日を調整してくれる施設であったり、託児所や保育園と併設している施設もあるため、ご自分の都合に合わせて働けます。将来性のある仕事ですので、興味を持った方はぜひ介護職にチャレンジしてください。
思い切って環境を変えようと、未経験から介護職に挑戦し見事成功した素晴らしい体験ですね。素敵な体験談をお話いただきましてありがとうございました。
ヘルなびメディアでは、みなさんの生の声をお寄せいただき、介護を頑張る方々や介護に興味がある方々へお届けしています!
募集のお知らせはヘルなびメディアTwitterをcheck♪

こんにちは。ヘルなび編集部のあじゅです。
文章を書くことと自分の人生を楽しくさせてくれそうなものを探すのが好きです。最近だと動画編集にハマっています。めちゃくちゃ難しくて奥が深いので黙々と編集してしまいます。うまくなれるといいな…
面白い!と思っていただけるような記事をバンバン書いていくので、この強気な発言が本当かどうかぜひ、他の記事も読んでみて確かめてください笑