【在宅介護に必要なレスパイトケアとは?】ショートステイ利用で負担を減らそう!

【在宅介護に必要なレスパイトケアとは?】ショートステイ利用で負担を減らそう!

介護士と散歩を楽しむ利用者
高齢者が受けられる介護サービスには、デイサービスのような通所型のものから特別養護老人ホームのような入居型のものまで、様々な種類があります。

介護を受ける高齢者の介護度や必要度に応じて、利用する介護サービスを選ぶことができるのです。

今回はその中から「ショートステイ」という一時的・短期間だけ利用することができる介護サービスについてご紹介します。

ショートステイとは?

ショートステイは「短期入所」とも呼ばれる介護サービスで、短期間だけ施設に入所して介護を受けることができるサービスです。

在宅で介護をしていると、なかなか数日間家を留守にすることはできません。とはいえ、どうしても家を空けなければいけない場合もあります。
例えば

  • 冠婚葬祭で遠方の親戚宅へ行く
  • 仕事で泊りの出張がある
  • 家族のために出かける
など。

そんな時、一時的に入所して介護をしてくれるサービスが「ショートステイ」なのです。

レスパイトケアとは?

最近では、在宅介護が増えたことによる、家族の介護負担が問題となっています。
介護が始まると、24時間365日の介護生活を送ることになるため、介護する側の精神的負担が大きくなってしまうのです。

周囲に相談しながら介護ができると良いのですが、一人で抱え込んでしまい、介護する家族が精神疾患を患ってしまったり、他人との関わりを断ってしまったりすることもあります。そうなってしまうと、介護される側の状態も把握できない負の循環となってしまいがちです。

そのような状況にならないためにも、レスパイトケアとしてショートステイを利用する方法があります。

レスパイトとは、小休止という意味があります。
家族が介護から少し離れて過ごせるようにショートステイを利用することを、レスパイトケアというのです。

介護施設で数日間預かってもらうことで、家族の介護疲れのリフレッシュをすることが目的となっています。

デイサービスとの違い

パソコンで調べもの
介護する家族の負担軽減として、よく耳にする「デイサービス」。ショートステイとデイサービスは、どちらも在宅介護する家族にとっては有益な介護サービスですが、一体どういう違いがあるのでしょうか?

答えは、預かってもらえる時間と時間帯です。

デイサービスでは、昼間帯の数時間の利用は可能ですが、早朝や夜間の利用はできません。
すなわち昼間帯以外の時間で介護サービスを利用したい場合には、ショートステイのみの選択となるのです。

介護サービスの内容としては、日中はどちらもレクリエーションや食事、入浴といった同様のサービスがあるので、早朝と夜間の介護や支援の有無が大きな違いです。

つまりデイサービスかショートステイかを選ぶときは、利用したい時間帯が選択するポイントとなります。

 

デイサービスについて詳しく知りたい方はこちら!

デイサービスの仕事内容とは?やりがい、給料、1日の流れを解説!

ショートステイを利用するメリット

短期間入所をして介護サービスが受けられるショートステイ。

通所型とも入居型とも異なる介護サービスのメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか。

介護者の負担軽減

最大のメリットとも言えるのが介護をする家族の負担軽減です。「家族だから介護することは当然」とはいっても、毎日の介護は肉体的にも精神的にも負担が大きいです。

そんな介護生活の中でショートステイを利用し介護から離れリフレッシュできれば、また介護への気持ちも新鮮なものとなります。

介護を受ける側の気持ち

介護される側にもメリットはあります。

介護してもらうことで生活ができている高齢者にとって、ショートステイを利用することで家族の負担が減ることや、家族が自由に生活を楽しめることは、大きなやすらぎを感じることができます。

また、レクリエーションなどに参加することでコミュニケーションをとる機会にもなり、生活に変化が起こるというメリットもあります。

ショートステイが利用できる施設

廊下の車いす
ショートステイが利用できる施設には3種類あります。

短期入所生活介護の利用ができる施設

食事や入浴の生活援助や、レクリエーションに参加、介護スタッフによるリハビリなどが受けられます。

  • 特別養護老人ホーム
  • 有料老人ホーム
  • ショートステイ専門施設

 

短期入所療養介護の利用ができる施設

生活援助に加えて、看護師や理学療法士などによるリハビリなど医療サービスが受けられます。

  • 介護老人保健施設
  • 介護療養型医療施設
  • 介護保険の適用外ショートステイ施設

 

その他

介護保険外サービスなので、施設によって異なります。

  • 有料老人ホーム

まとめ

今回はショートステイについて、短期入所が利用される理由やそのメリット、ショートステイが利用できる施設をご紹介しました。

ショートステイのメリットとして最大活用してもらいたいのがレスパイトケアです。
介護の負担は、携わる人でないとわかりにくく抱え込んでしまいがちですが、周囲や外部に頼ることが大切です。

ショートステイなどの介護サービスをうまく利用することが、在宅介護を行う上でのポイントとなります。

 

(Posted by はるいく)

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※掲載情報につきましては、 2020年03月09日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。