サービス提供責任者の大変さとは?管理者ならではの苦労と魅力3選

サービス提供責任者の大変さとは?管理者ならではの苦労と魅力3選

サービス提供責任者は、訪問介護系の福祉サービスの中で重要なポジションに位置する職種の一つです。名前を略して「サ責」とも呼ばれています。

現在在宅のヘルパーや介護事業所の介護職員として働いている方の中には、将来サービス提供責任者を目指そうと思っている人もいるのではないでしょうか。

今回はサービス管理責任者の大変さに焦点を当て、管理者であるサ責ならではの苦労と魅力をまとめました。

看護師さん

サービス提供責任者とは

初めにサービス提供責任者の概要について簡単にチェックしておきましょう。

サービス提供責任者は、訪問介護を行っている事業所に配置されています。

 

  • 介護を希望する利用者
  • 利用者のご家族
  • 介護を提供するヘルパー
  • ケアプランを立てるケアマネジャー

 

介護に関わるこの4者の橋渡しをすることが、サービス提供責任者の大きな役割です。

その中で、ケアマネジャーから受け取ったケアプランや利用者本人のニーズを元に、訪問介護計画書を作成したり、利用に関する相談を受けたり、その他にもヘルパーのマネジメントを行うなど、業務内容は多岐に渡ります

ケアプラン用紙

 

サービス提供責任者について、もっと知りたい方はコチラ!

【サービス提供責任者ってなに?】気になるなり方も一挙大公開!

サービス提供責任者は大変!管理者ならではの3つの苦労

サービス提供責任者が感じる大変さはさまざまです。本人自身のパーソナリティやスキル、所属している事業所の雰囲気、そして地域性によっても変わってきます。

今回は特に多くのサービス提供責任者が、共通して感じている苦労を3つご紹介します。

利用者や家族からのクレーム対応

1つ目は、サービスを利用している利用者本人や家族からのクレーム対応です。

実際にサービスを提供するのは個々のヘルパーですが、サービス内容に問題があるなど利用者の意向に沿わない行為があった場合、クレームはサービス提供責任者の元に届きます。

質の高いサービスを提供できるように調節を図ることが、サービス提供責任者の業務であるため、クレーム対応も大切な業務です。しかしヘルパーが不足している事業所の場合、サービス提供責任者が自ら現場でサービスを提供せざるを得ない場合もあります。

その場合ヘルパーのマネジメントにまで目を行き届けることが難しくなり、さらにクレームが発生しやすい状況にもなりかねません。

中には「多忙でヘルパーに目が行き届かない」「どうして私が現場の責任を取らなければいけないの」と、割り切れない気持ちになる人も少なくありません。

落ち込んでいる人

所属しているヘルパーのマネジメント

2つ目は、所属しているヘルパーのマネジメントです。

事業所によってはサービス提供責任者よりも介護職やヘルパーとしての経験が長い、ベテランの方もいることでしょう。

もちろん一概には言えませんが、自分よりも介護経験が短いサービス提供責任者の指示に従わない人もいます。

ベテランの方の知識と経験を活かしながら、全体を把握する管理者としての視点で提案し連携を図ることは、簡単ではありません。

若くしてサービス提供責任者を務める方に、特に多い苦労ではないでしょうか。

イレギュラーに対応しなければいけない

3つめは、イレギュラーな出来事にも柔軟に対応しなければならないことです。

  • 担当ヘルパーが急に出勤できなくなってしまった
  • サービス提供時間中に利用者の容態が急変した

などなど、予測していなかった事態が発生することは、介護の現場では珍しくありません。

代わりのヘルパーが見つからない場合は、サービス提供責任者が現場へ行って介護業務を行います。また利用者の容態急変で付添い人がいない場合、代わりとして一緒に病院へ行くこともあるでしょう。

こうしたイレギュラー対応で本来やるべき業務が滞り、残業や休日出勤となる場合もあります。

サービス提供責任者は大変!しかしやりがいも大きい仕事

サービス提供責任者の仕事は多岐にわたり、管理者ゆえの責任もあるため苦労が多いです。しかし、介護職に大きく貢献できる可能性があり、そのやりがいが大きな魅力となっています。

多くのサービス提供責任者が感じているやりがいを3つご紹介します。

車椅子の老人と寄り添う女性

理想の介護サービスを作れる

サービス提供責任者は、理想とする介護サービスを作ることができます。

利用者一人ひとりの気持ちや要望を汲み取って、ヘルパーがどのような介護サービスを提供するかを介護計画書の中に落とし込みます。

自分が考える良いサービスを提供したいと考えている方にとっては、サービス提供責任者の仕事は、思いを実現できる大きなやりがいのある仕事です。

ヘルパーのマネジメントが楽しいと感じられる

管理職にやりがいを感じている人の多くは、部下やスタッフのマネジメント業務に魅力を感じていることが少なくありません。サービス提供責任者も同様です。

所属ヘルパーに業務の指示をしたり、より良い介護ができるようアドバイスをしたりする中で、ヘルパーの成長を感じられることは、サービス提供責任者ならではの喜びです。

悩みの種になることも多いマネジメントですが、互いに成長できる楽しさにやりがいを感じる方も多くいらっしゃいます。

ガッツポーズしている女性

介護業界でのステップアップに役立つ

サービス提供責任者は立場上、ケアマネジャー、医師や看護師、リハビリ職など、たくさんの職種の方と連携して意見を交換する機会があります。

その中で新しい知識を得たり、各専門家ならではの視点を知ることができるため、必要なサポートを多方面から検討できるようになり、よりよい計画書を書くことができるようになります。

その結果、広い視野と知識を持ってサービスを提供できるようになるため、介護業界でのステップアップに役立ったという方も多いようです。

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まとめ

訪問介護事業所で利用者のサービス調整や、ヘルパーのマネジメント業務を行うサービス提供責任者。

利用者や家族からのクレーム対応や、プライドが高く話を聞いてくれないベテランヘルパーのマネジメントなど、大変さを感じることは少なくありません

しかしその分やりがいがあり、介護職を続けるうえで役立つスキルアップの手助けともなります。

魅力もたくさんあるサービス提供責任者が気になった方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
あなたの良さを活かすことが出来るかもしれません。

(Posted by Ahmad)

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※掲載情報につきましては、 2020年03月19日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。