定年後に介護職でセカンドキャリアをスタートできる?メリットとデメリットをご説明

定年後に介護職でセカンドキャリアをスタートできる?メリットとデメリットをご説明

定年とセカンドキャリアのイメージ

 

こんにちは。ヘルなび編集部です。

今回は、定年後に介護職としてのセカンドキャリアをお考えの方に役立つ記事をご紹介します。

介護職の現状や資格について、定年後におすすめの働き方などもご説明していますので、セカンドキャリアの形成にぜひ役立ててください。

 

介護職は定年後でも十分活躍できる

活躍できるイメージ

現在、多くの企業の定年は60歳ですが、希望者に対しては65歳までの雇用が高年齢者雇用安定法により義務付けられています。

しかし、賃金が大幅に低下するために転職の必要性があったり、改めてキャリアを積んでいきたいなどの理由から、60歳の定年後に新たな仕事を始める人も多くいます。

そのようなセカンドキャリアを考えている人にとって有力な選択肢になるのが介護職です。セカンドキャリアとして介護職を選んだ場合、どのような仕事ができるのか、メリット、デメリットとともに、紹介していきます。

介護職員の人材不足という背景

人材不足と世の中のイメージ

介護の現場は現在、2025年問題を目前に控えています。2025年問題とは、ちょうど団塊の世代が75歳を迎え、75歳以上の高齢者(後期高齢者)人口が急増することで起こるとされる様々な問題です。もちろん、社会保障費の急増という大きな懸念もありますが、介護が必要な人が急増することで、そう遠くはない未来である2025年に約38万人も介護人材が不足すると予想されています。

2025年を迎える前のいま現在でも、状況は深刻化しつつあります。多くの産業で人材確保が課題となっていますが、特に介護業界の状況は厳しく、有効求人倍率は全国平均で3倍を超えています。都市部では特に深刻で、東京都や愛知県など、有効求人倍率が5倍以上という地域も見られます。人材が確保できずに閉鎖する介護サービス事業所や、職員が確保できずに利用定員を減らしている介護保険施設も見られるようになってきました。

そのため、国としても対策を急いでおり、生産性向上・業務効率化、ロボットの利用やICT化、介護労働者の処遇改善、外国人介護人材の確保などの取り組みがなされ、その中で「元気な高齢者の活用」も大きな柱となっているのです。

介護職に資格は必要か

資格を学ぶ教室のイメージ

介護業界の人材不足の解消に高齢者の活躍が期待されているとは言うものの、未経験でしかも60歳を過ぎた人が、果たして問題なく仕事ができるのでしょうか。特に、あまり知らない方は「介護関係の資格が必要なのではないか」と考えるかもしれません。しかし、その心配は必要ありません。

介護職には確かに国家資格である「介護福祉士」をはじめとして、様々な資格や研修制度があります。仕事の内容によっては資格や研修終了の要件を求めるものもありますが、資格を有しなくても、介護の現場には様々な働き方があるのです。国として考えている「元気な高齢者の活用」についても、まずは資格を必要としない仕事を想定しています。

とはいえ、資格等を取得すること自体も難しいことではありません。それだけ仕事や活躍の場も広がりますし、正しい知識や技術も身につきます。もちろん処遇面の向上も見込めますので、何らかの資格を目指すのも良いのではないでしょうか。

【どんな資格があるのかパパっと理解できちゃいます♪】

介護の資格には何がある?修得後に就ける仕事についてもご紹介!

セカンドキャリアの介護職はどのような働き方が考えられるか

介護の仕事について

セカンドキャリアとして介護職を選択肢に入れた時、どのような生活、働き方、キャリア形成をしていきたいのかを考えておくと良いでしょう。

仕事として、最も手軽だと考えられるのが「介護助手」の仕事です。本来「介護職」が担っていた仕事を細分化し、周辺業務や単純作業とされるものを主に行うのが介護助手の仕事です。これもいくつかのレベルに分かれていますが、最も単純なものが掃除、片付け、ベッドメイクなどマニュアル化すれば誰でも対応できるようなものです。次の段階で、食事の準備や入浴手伝い、利用者への声掛けなどがあります。このように、段階を経て徐々に仕事の幅を広げていくことが可能です。

次に、資格の取得に関してです。未経験から資格を取得するのなら、訪問介護士(ホームヘルパー)として仕事ができる「生活援助従事者研修」「介護職員初任者研修」等が良いでしょう。比較的短期間で得ることができ、専門性も高まります。その次には介護福祉士への入口でもある「実務者研修」、さらに経験を積み、最終的には「介護福祉士」を取得するという道もあります。さらには、「介護支援専門員(ケアマネジャー)」等の転身も考えられます。60歳から仕事を始め、キャリアアップを目指すならば10年を経ないうちにこれらの資格はすべて取得できます。

[介護資格が学べる]ユースタイルカレッジのサイトへ

定年後に介護職を選ぶメリット

介護職のメリット

定年後に介護職を選ぶメリットは、多様な資格が用意されており、キャリア形成のイメージを明確に持てることです。一般的な企業では65歳以降の雇用は難しいケースがほとんどですが、介護業界では前述のような背景もあり、70歳を超えても仕事の継続ができる職場も多くあります。

さらに、資格などがある場合には、給与など待遇面でもある程度期待できます。パートタイムの仕事であってもその他一般的な仕事よりも上回る時給となっています。

定年後に介護職を選ぶデメリット

介護の仕事のデメリット

デメリットの一つは、メリットの裏返しで、まったくの未経験からの資格取得をしてキャリアを考えるとなると一定の時間がかかるということです。特に介護福祉士など、数年単位での実務経験が必要となるものもあります。そのため、セカンドキャリアを介護職とする意思がある程度固まっているのであれば、定年前の早期退職なども検討しても良いのかもしれません。また、他の仕事をしながら先に資格の取得をするという方法も考えられます。

もう一つ考えられるのは、体力的な問題です。特に身体介護などは、年齢を重ねてくると大変になってくるため、限られた期間しかできないかもしれません。そのため、数年後に相談援助職に転身するということも一つの方法です。介護の現場には様々な職種があり、事情や状況に合わせてキャリア形成をすることが可能です。

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多くの介護士が経験するキャリアについての悩み

(Posted by ysk6)

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※掲載情報につきましては、 2019年11月26日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。