【失敗しない!】介護転職前のチェックポイント

【失敗しない!】介護転職前のチェックポイント

転職のイメージ
介護の仕事は求人が多く、転職はいつでも可能です。他業種から無資格未経験でも大丈夫です。

一方で何度も転職を繰り返している場合、何か気に入らないと辞めてしまう人かも?と思われ、よい印象を与えません。ちなみに筆者自身は福祉業界で3回転職を経験し、現在に至ります。

この記事では、介護転職に失敗しないためのおすすめポイントを解説していきます。

まずは転職の理由を明確にする

人によって転職のきっかけは異なりますが、なぜ自分が転職したいかの理由を明確にすることから始まります。動機が明確でないと、転職を繰り返してしまうという失敗につながる恐れがあります。

介護職の場合、資格取得をきっかけに転職する人は多いです。働く施設によって資格手当の有無が異なるからです。

転職の主な理由が人間関係の悩みなどネガティブな場合であっても、再就職にあたっては何らかの前向きな理由もあるはずですので、前向きな理由を掘り下げて考えてみましょう。またネガティブな転職理由は、伝え方のニュアンスひとつで前向きな印象を与えることは可能です。

【失敗しないための 伝え方のコツはこちらをご参考に!】

転職理由|人事担当者に良い印象を残すポイント

介護サービスの種類を知る

介護施設のイメージ
介護職の転職に際し、まずは大まかな介護サービスの違いを整理・解説します。

社会全体で高齢者などを支える介護保険制度のサービスには居宅サービス、施設サービス、地域密着型サービスの大きく3つがあります。

同じ介護職であっても、サービスの特徴によって、働く時間や条件が異なります。また利用者の介護状況も異なるため、各サービスの特長や違いを知っておくことが大切です。応募先がどのようなサービス提供を行っている事業所なのかを理解した上で、転職を考えることが失敗を防ぐポイントになります。

居宅サービス

要介護認定を受けて居宅(自宅など)に住んでいる利用者に対し、日常生活でケアが必要な部分のサポートを介護士が行うのが居宅サービスです。

その中の訪問介護事業所ではヘルパーが訪問介護サービスを提供します。利用者の自宅へ訪問し、利用者の身体に触れることを伴う食事や排せつなどの介助(身体介護)のほか、生活援助(家事など)を行いますが、年配の介護士や子育て中の主婦も多く活躍しています。1軒当たりのケア時間が比較的短めなので、スキマ時間に働きやすいのが特長です。

居宅サービスにはその他、デイサービス(通所介護)、ショートスティ(短期入所生活介護)などの事業所(施設)があり、利用者は事業所に通いながら、そこで必要な介護サービスが受けられます。主に入浴介助や食事、レクリエーションなどのサービスを提供する施設になります。デイサービスは基本的に昼間のサービスになるため、子育てをしながら働く職員も多いです。

施設サービス

入所施設(=利用者がそこで暮らしている)は要介護度が高めの利用者が多く、日常生活全般を支えるサービスを提供します。

24時間の介護が必要な利用者が入所しているので、働く介護職員は日勤の他、早出や遅出、夜勤を行い、日々の介護にあたっています。
カレンダー通りの休みは難しく、シフト制で交替しながらの勤務になります。

【シフト勤務には意外なメリットもあるようですよ!】

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地域密着型サービス

介護保険制度では、基本的に全国共通のサービスが提供されていますが、地域密着型は「居住地の保険利用者のみ」が利用できるサービスになります。

介護度が重くなっても、住み慣れた地域で暮らし続けられるよう地域に根差した介護が提供されます。利用者は、顔なじみのヘルパーから安心して一貫した介護を受けられることが特長です。大規模施設とは異なり、利用者定員が少ないのも特徴です。

地域密着型のサービスには多くの種類があります。例えば…
・小規模多機能型居宅などへの訪問・通所型
・グループホームなどの認知症対応型
・ケアハウスなどの特定施設型
・複合型
などがあります。

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転職での強みとは…

介護福祉士は国家資格のため、地域を問わず、求人があります。

結婚や地元に帰るなど、引っ越しによる転職であっても有利となります。私自身、夫の故郷へ帰ることになり、6年前に田舎へ引っ越しましたが、介護福祉士の資格があったため、よい条件でスムーズに転職することができました。

働き方は人それぞれです。入所施設での介護経験を活かしながら別の施設へ転職する人、自分の介護スキルをアップしたいという理由で、あえて重度の利用者をケアする職場に転職する人もいます。

やる気は大切ですが、経験を積んでいる人にとって単純にやりたいだけではモチベーションは長く続かないのが現実です。転職に失敗しないよう、何が自分の武器(強み)になるのかを意識しておくことが大切です。

どのような介護現場でも自身の経験を活かすことは可能ですが、新しい職場の仕事は未知数なところがあるため、必ずしも評価してもらえるとは限りません。国家資格などのゆるぎないものがあると武器(強み)になるでしょう。

国家資格である介護福祉士や、介護資格の中でも上位とされる介護支援専門員を取得すれば、介護主任などのキャリアアップが目指しやすくなります。

いまそうした資格を持っていなくても「いずれは こうなりたい」という目標を定め、いまの自身のキャリアを認識することで「後々より有利な強みを得るため」のプランに基づいた転職活動ができます。
面接時に、自身の前向きな目標をアピールできることは充分な強みとなります。

転職活動でのおすすめ

コーディネーターのイメージ
自分の将来像をまず思い描くことが大切です。「経験者優遇」の条件にひかれて…などあまり明確ではない理由での転職はよいことばかりではありません。

多くの介護施設ではキャリアアップ制度が導入されています。前述の通り自分がどの辺りのキャリアに位置していて、今後の目指すべき目標が何なのかを考える必要があります。

転職先を自分で探すだけでは限界がある場合は、インターネットの転職サイト(エージェント)を利用しましょう。

転職サイト(エージェント)では専任のコーディネーターがつき、多くは無料で転職までバックアップしてくれます。自分が転職先に望む条件をコーディネーターに伝えることで、条件に合うまたは近い条件の転職先を提案してもらえます。

転職サイトの求人情報は比較的豊富です。ハローワークなどで公募されている情報以外に、独自の求人情報を持っているケースが多いことが特長としてあげられます。

また履歴書の書き方や面接のアドバイスまで受けることも可能なため、転職成功までしっかりサポートしてもらえます。さらに、転職時に重視したい給与面や福利厚生など、自分から問い合わせしづらいことに関しては、コーディネーターが代行して企業側に事前確認してくれるため、頼れる存在になります。

その他、転職サイトには参考になるコラムが掲載されています。「実際に働いてこんなはずではなかった…」という失敗事例や、介護現場の雰囲気、リアルな勤務状況など現場のイメージが湧きやすくなる読み物が充実しているので大いに役立ちます。

先を見据えておくことが大切

転職によってスキルアップすることは可能ですが、転職を何度も繰り返すことは社会人としてよい印象は持たれません。
「何か気に入らないとすぐに辞めてしまう人」だと誤解されてしまう恐れがあります。

そのため、転職をする際は、今だけでなく3年先、5年先を見据えながら考えておくことが大切です。

たとえ無資格から始めるのであっても、自身のキャリアアップを描きながら、3年後はどのようになっていたいのか、先々の目標を持つことで、そのためにいま何が必要なのかが見えてくるでしょう。
(Posted by momota)

【キャリアアップの参考にどうぞ!】

取っておけば間違いなし!介護未経験からのキャリアアップに必要な資格を解説!

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※掲載情報につきましては、 2020年05月08日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。