【認知症介助士】とは?受験資格や試験内容など徹底解説!

【認知症介助士】とは?受験資格や試験内容など徹底解説!

老人の手を握る

高齢化社会にともない、「認知症の方をどのように支えていくか」ということは、社会全体の課題として近年ますます関心を集めています。

そんな中、非常に注目されているのが「認知症介護士」という資格。認知症を正しく理解し、認知症の方をサポートする能力があることを示すもので、介護職に携わる方はもちろん一般の方にも人気の資格です。

今回は、そんな「認知症介助士」の資格取得について徹底解説いたします。
資格取得方法や効果的な勉強の仕方、試験内容まで、資格取得をお考えの方に役立つ情報をたくさんお届けします!ぜひ参考にしてくださいね。

認知症介助士とは?

疑問を抱く女性

認知症介助士とは、日本ケアフィット教育機構が定めた資格で、認知症を正しく理解し支えていくことを学ぶための資格です。

認知症というと、「介護」といった言葉をイメージをされる方が多いでしょう。

しかし、軽度の認知症の方であれば、ほんの少しサポートするだけでほとんど自立して生活できる場合も多くあるのです。

このように、症状の程度が様々であることを知っておけば、認知症の方の気持ちに寄り添った適切な支援を行うことができます。それにより、認知症を患っていてもその方らしい生活を送ってもらうことが期待できます。

「認知症介助士」は、介護ではなく「介助(支援)」を大切に、より身近に認知症を感じ、理解することで共に暮らしていく方法を知る事ができる資格です。

受験資格は?

認知症介助士の資格取得は検定試験のみとなっています。そのため、受験には基礎資格などを必要としません。

認知症を知りたい、勉強したい気持ちがあれば、どなたでも検定試験を受けることが可能です。

検定試験の内容は?

検定試験は45分間のマークシート方式で、受験するには検定料として3,300円が必要です。

問題数は30問で、協会が発行している公認テキストの内容に準じた、認知症に関する知識などの問題が出題されます。

30点満点のうち21点以上が合格となりますが、合格率は90%以上となっています。

検定を受ける会場は、各セミナー会場や全国にあるCBTセンターです。なお、CBTセンターでの受験には設置されたパソコンを使用し、選択肢から回答を選ぶCBT方式が採用されています。

資格取得のための勉強方法

勉強

検定試験は、自主学習のみで受験することも可能です。しかし、継続して自己学習をすることが難しい場合や効率的に学習をするのであれば、セミナーなども検討するとよいでしょう。

具体的には、認知症介助セミナーなどを受講して検定試験を受けることをおすすめします。

セミナーは実際に開催場所に行って受講するものや、オンラインのものなどがあります。

認知症介助士セミナー

認知症介助士セミナーは、日本ケアフィット教育機構が主催するセミナーで、公認テキストを活用した内容となります。

セミナーの時間は半日程で、東京や大阪、名古屋や福岡などの複数の都市部で開催されています。

セミナーでは、認知症の方の介助から高齢化社会の理解、体験談や事例、関連法規や制度などを学ぶことができ、試験のポイントとなる部分をわかりやすく解説してもらえます。

受け身の講義だけではなく、ディスカッションもあるため、深く知識を定着させることが期待できるはずです。

併せて、認知症介助士の認定団体が発行する検定試験の公式問題集を活用して対策を立てれば、より安心して試験を受けることができるでしょう。

オンライン講座

時間の都合などで認知症介助セミナーに参加することが難しい場合や、開催場所が遠方の場合には、ケアフィット教育機構が提携しているユーキャンや産業能率大学のオンライン講座を活用して学習する方法もあります。

動画で学ぶことができ、テキストはセミナーで使用されるものと同じで、理解をより深めるために副教材なども提供してもらえます

利点としては、自宅で学習できることや、まとまった時間をとることが難しい場合にも自分のペースで学習できることがあげられます。
また、スマートフォンを使用して学習ができるため、通勤や家事の合間などの隙間時間も有効に活用できるでしょう。

認知症介助士を取得するメリット

車椅子の高齢者と手を握る人

認知症の方と接する機会は、家族や専門職だけでなく、接客業やサービス業など増えてきています。そのため、認知症のお客様を対応した際に言動のつじつまが合わず応対に戸惑い困ってしまうこともあるのです。

正しい知識を持たないまま対応してしまうと、お互いが嫌な気持ちになりトラブルに発展してしまうこともあるでしょう。認知症という言葉を知っていても、実際に対応すると様々な特徴があることに気付きます。

もしも、地域や職場でそのような場面に出会った際に正しく認知症について理解をしていれば、最善なお客様の対応や地域との連携が行えるのです。

まとめ

日本はすでに高齢化社会を迎えており、2018年度の時点で65歳上の高齢者の7人に1人が認知症との調査結果が出ています。

この数字は、今後も右肩上がりで上昇することが予測されているため、決して他人ごとではないでしょう。職場や地域社会などあらゆるところでも、認知症について正しく知っておくことで未然にトラブルを防ぐことができるはずです。まずは、認知症の知識を深める目標として認知症介助士の資格を検討してみてはいかがでしょうか。

併せて読みたい!認知症ケア専門士の資格についての記事はコチラ!

認知症ケア専門士とは?受験資格や対策まで徹底解説

(Posted by 大世渡 渉)

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※掲載情報につきましては、 2020年04月23日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。