介護資格は通信で取得できる?疑問にお答えします!

介護資格は通信で取得できる?疑問にお答えします!

こんにちは。社会福祉士・介護福祉士の笑和です。

介護分野で働く上で求められる資格。資格取得のためには、通信教育と通学が併用できます

本記事では通信教育・通学を経て取得できる資格には、どのようなものがあるかを説明します。

介護職員初任者研修

資格

介護職員初任者研修(通称:初任者研修)とは、介護系資格のうち最も基本となる資格であるといえます。その名のとおり、介護に関わる初任者が取得するもので、取得しやすい資格です。

以前、使われていた「ホームヘルパー2級」資格の代替資格です。

介護職員として働く(入所・通所問わず)うえで、最低限身に付けておくべき知識と技術を学ぶ研修です。最短で1ヶ月程度で取得できるうえに、修了試験はさほど難しくないため、比較的取得しやすい資格だといえます。

受講の要件等

受講のための学歴要件等は特に定められていません。細かな要件等(日本語の読み書きができる等)は、研修の実施者に委ねられています。

どこで受講できるのか

日本全国で、専門学校やスクールなど様々な機関がこの研修を開講しています。基礎自治体がこの実施・開講の情報を集約しており、自治体ごとに資格取得に対する「助成金制度」を設けているところもありますので、興味があれば近くの役所で聞いてみて下さい。各自治体のホームページでも情報を得ることができます。

初任者研修は通信で取得が可能か

一部を通信教育で受講できます。言い換えれば、通信教育だけで取得することはできません

初任者研修を修了するためには、130時間以上の講習受講が必要です。この一部を自宅学習(通信教育)で修め、その他大部分は通学して受講する形式です。

開講している時期や時間、曜日については、実施機関によって異なります。通学のみの短期集中コース、土日通学のコース等、設定は様々なので、自分のスケジュールに合った講座を探してみましょう。

 

介護職員初任者研修を最短で取得するには?スクール選びのポイントをご紹介

実務者研修

実務者研修とは、介護系資格のうち、初任者研修の上位に位置する資格です。以前使われていた「ホームヘルパー1級」と同等の資格です。初任者研修と比べて介護の専門性が増し、勉強する時間も増えます。

受講要件は

上記の初任者研修と同様で、受講するための学歴要件はありません。初任者研修を飛ばして、実務者研修から受講することも可能なので、大変ではありますが、実務者研修の取得から始める方もいます。細かな受講要件等(日本語の読み書きができる等)は、研修の実施者に委ねられています。

どこで受講できるのか

この研修も、全国様々な場所で、様々な機関が実施・開講しています。基礎自治体がこの実施・開講の情報を集約していますので、興味があれば近くの役所で聞いてみて下さい。また、自治体のホームページで情報を得ることが可能です。

実務者研修は通信で取得が可能か

実務者研修の授業時間は20科目、450時間です。

このうち、ほとんどの科目を通信学習で受講できます。残りの一部「介護課程Ⅲ」(45時間)と「医療的ケア(演習)」は、通学での受講が必須です。

つまり、受講する科目の大部分を通信教育で受講できますが通信教育だけでは取得・修了できません

なお、初任者研修修了者は、科目の一部が免除される形で受講が可能です

 

【参考】令和3年度から、他業種から介護職を目指す方向けに新たな制度も設けられています。

介護職に就けば 国から20万円!【かんたん解説:介護職 就職 支援金 貸付事業 】

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介護福祉士への道

実務者研修了と介護の実務経験3年以上で、後述の介護福祉士(国家資格)の受験資格を得ることができます。
さらなるキャリアアップを目指す方は、介護福祉士国家試験へのチャレンジを視野に受講してみてはいかがでしょうか。

 

【実務者研修】気になる資格の取得方法や資格内容まで詳しくご紹介!

介護福祉士

介護福祉士

介護分野における唯一の国家資格です。これまで述べてきた、初任者研修・実務者研修の上位に位置する資格となります。

国家資格であるため、取得には介護福祉士国家試験に合格しなければなりません。試験は年1回の実施で、例年1月末の日曜日に全国で試験が実施されます。

受験要件は

介護福祉士国家試験を受験するためには、まず受験資格を得る必要があります。

では、どのようにしてこの受験資格を得ることができるのか、代表的な2つのルートを説明します。

介護福祉士養成校ルート

介護福祉士養成施設(専門学校や短期大学等)で教育を受け、受験資格を得る方法です。

介護福祉士の養成校へ通学し、規定カリキュラムで専門知識や技術を学び、卒業すれば介護福祉士国家試験の受験資格を得ることができます。
なお、通信教育では受講できません

実務経験ルート

先述の実務者研修を修了したうえで3年以上介護等の業務に従事した人が、受験資格を得られる方法です。

この実務者研修を修了した後、介護の実務経験を証明する書類を、定められた方法で社会福祉振興・試験センターに提出することで、国家試験を受験することができます。

先述のとおり、実務者研修は通信教育で大部分を受講、一部を通学で受講することができます。

どこで受験できるのか

先述のセンターに受験申し込みをする際、どの試験地で受験するか希望を出すことができます。

試験地は北海道から沖縄県まで、約34か所で実施されます。

介護福祉士は通信で取得が可能か

取得には国家試験の合格が必要です。よって、通信教育を受けただけでは資格を取得することができません

なお、国家試験受験対策のための通信講座は全国各地で開講されています。

実施者によって講座内容や費用は異なりますが、いずれも試験問題の出題傾向を充分に分析したうえで実施しているはずなので、詳細を確認して受講を検討してみて下さい。

 

【介護福祉士になろう!】仕事内容や資格の取得方法、勉強のコツをまとめました!

最後に

通信教育だけで取得できる介護系資格は無いと言ってよいでしょう。ただし、実務者研修の科目の多くは通信教育で受講することが可能です。

介護系の勤務先では、資格取得のための制度を設けている場合もありますので、上長に相談してみてはいかがでしょうか。制度がある場合、スクールへ通うためにシフトを考慮してもらえたり、資格取得のための費用を負担してくれる可能性があります。働きながら資格取得を目指して、さらなるキャリアアップを目指してみましょう。

(Posted by 笑和)

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※掲載情報につきましては、 2020年04月21日公開時点のものです。 施設情報・制度・資格などにつきましては、改定などにより最新のものでない可能性があります。必ず各機関や団体、各施設などにご確認ください。